近所で解体工事をやっている
大きな敷地に屋敷と印刷工場が建っていたが、うちが今の家を新築した頃、印刷工場は移転し、大きな屋敷に老夫婦が住むだけになっていた
その老夫婦も、ここ数年で、相次いで亡くなってしまった
解体中の建物は不気味で寂しいげに見える
年老いた人間の姿と重なる
無残な姿になってしまったけど、おつかれさんやわ
我が家の周辺は、昭和40年代後半頃には子どもの数も多かった
小学校は6クラス、中学校は12クラスあった
高齢化に伴い、子どもの数は減っていき、今は小学校は2クラス、中学校は5クラスだ
空き家も増えて、もう空き地だらけになるんじゃないかと思っていたところ、近年、代がわりによって若夫婦や小さな子供たちをチラホラ見かけるようになった
近所で子どもの声がするのはいいね
街に活気が感じられる
街が新陳代謝を図っているよう
解体後、次は何が建つかな
我が家のベランダから見える風景も変わる